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コロナ対策本部の実態「朝9時から翌日の朝9時までのシフトも」 厚労官僚座談会(下)

厚生労働省などが入る中央合同庁舎5号館では、日没後も多くの部屋で照明が輝いていた=東京・霞が関で2015年7月31日午後8時20分、喜屋武真之介撮影

 最近、休職・退職が相次ぐ厚生労働省の現役職員やOBが本音で語り合う、職場環境にまつわる座談会の2回目。組織が抱える「深い闇」とは。【聞き手・阿部亮介】

 ――厚労省を分割すべきだという話(注1)が長く議論になっています。組織の特徴や課題はどう認識していますか。

 ◆A マネジメントが全体的にできていない感じがします。ある事象に対して説明して納得してもらうという営業マン的な個人の能力に重きが置かれています。政策の質を高めるために自分の組織の人間をどう使うのか、1次情報に触れる機会を増やすために業務を効率化してどう時間を作るのか、という発想がありません。私も現場の視察に行ってましたが、時間がなくて昔よりどんどん行けなくなっていました。外の人に会いたくても会えない。政策の質を落とす原因になるんじゃないかという思いがありました。

 ただ、それは組織を分割しても解決するものではなく、職員一人一人の業務マネジメント、組織マネジメントの能力が足りないことに起因する問題だと思います。

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