メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

箱根駅伝で20年ぶりトップ3狙う中央大 コロナ下で胸に響いた「維新の志士の言葉」

学内で開かれた記録会で伝統の「C」のマークの入ったユニホームで力走する中央大の選手たち=東京都八王子市の中央大グラウンドで2020年8月(中央大学提供)

 第97回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の予選会が17日、東京都の陸上自衛隊立川駐屯地内の周回コースで行われ、最多14回の総合優勝を誇る中央大は2位となり、4年連続94回目の本戦出場を決めた。創部100年となる節目のシーズンは、コロナ下で選手の精神面が成長。「維新の志士」の言葉も励みに、20年ぶりのトップ3を目指す。

 今年正月の箱根駅伝。中大はレースの流れに乗れず、力を出し切れなかった。次回大会出場の最終切符(シード権)を手にした10位の東洋大とは4分28秒差で、12位に終わった。ただし出場した10人のうち9人は3年生以下で、次のシーズンに期待を抱かせた。「総合優勝へ向けた土台を築く1年にする」。そう決意した藤原正和監督(39)の情熱に応え、主将の池田勘汰(4年)ら選手は部のスローガンに「100年目の挑戦」「逆襲」の文字を入れた。

 3月8日に学内で行われた1万メートルの記録会では、新1年生を含む6人が、好記録の目安となる28分台をマーク。昨年の全国高校駅伝で仙台育英の優勝に貢献した吉居大和(1年)ら有望選手も好走し、幸先の良いスタートを切った。しかし、直後に新型コロナウイルスの感染が拡大。3月下旬から半数の部員が郷里に戻り、寮に残った部員も自主練習を余儀なくされた。

 全体練習の自粛期間中、数人でジョギングをするだけで、周辺の住人から大学に苦情が入った。すれ違った人から「マスクをして走れ!」と怒られた部員もいた。走るだけで批判される環境に、選手は戸惑った。

 それでも、社会人としても通用する人材の育成を掲…

この記事は有料記事です。

残り867文字(全文1534文字)

小林悠太

毎日新聞東京本社運動部。1983年、埼玉県生まれ。2006年入社。甲府支局、西部運動課を経て、16年から東京本社運動部。リオデジャネイロ五輪を現地取材した。バドミントン、陸上、バレーボールなどを担当。学生時代、184センチの身長を生かそうとバレーに熱中。幼稚園児の長男、次男とバレーのパスをするのが目下の夢。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 愛子さま、19歳に 今春に大学進学 オンライン授業、課題などで忙しく

  2. 深刻、コロナ後遺症 倦怠感、呼吸困難…「仕事できない」 進まぬ周知 医師、診断できず

  3. 愛子さまが学習院大に初登校 新入生向けガイダンスに出席

  4. 「結婚は認める」しかし… 秋篠宮さま、重い立場に複雑 「見える形」での説明求める

  5. ORICON NEWS 今年の“新語”大賞は「ぴえん」 新型コロナ関連のワードも続々トップ10入り

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです