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再思三省

第91回 ハロウィーンなんだ

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「再思三省(さいしさんせい)」とは何度も考え、何度も自らを省みること。実際に紙面に登場した事例などをひきながら、月1回、三つずつのテーマで気をつけたい事柄をつづっています。なお、この中には必ずしも一般的に間違いとはいえないものもあります。読者への配慮や紙面上の統一などの点から決めているものは、理由とともに示しています。

原音尊重の原則

 ハロウィン→ハロウィーン

 一般的には「ハロウィン」という、音引きのない表記もよく見かけますが、2002年の毎日新聞用語集の改訂に合わせ、社内で協議しました。英語の「Halloween」は後半部分にアクセントがあるため「ハロウィーン」とする方がより原音に近いのです。ちなみに、ハロウィーンで仮装してお菓子をねだる子どもたちのせりふ「Trick or treat」は、3語以上から成る言葉のため、記事では「トリック・オア・トリート」と語間に「・」が必要となります。

定着まで今しばらく

 黒人の命も大事だ→黒人の命は大事だ

 米国の黒人差別に反対する運動「ブラック・ライブズ・マター(Black Lives Matter)」の和訳です。紙面に登場し始めた当初はいろいろな訳がありましたが、社内で協議の末、できる限り統一することになりました。「大事」か「大切」かでも時折勘違いが見られます。「ブラック・ライブズ・マター」というカタカナ表記、「BLM」という略語も含め、正確な表記かどうか、その都度確認するようにしています。

漢字の意味を考えると

 古来から→古来、昔から

 「学研新漢和大字典」で「来」という字の意味を確認すると、「くる。きたる」「きたす」の他に「このかた。ある時点からのち、今まで」という項があります。つまり「来」と「から」が重複表現となってしまうのです。同様の考え方で「従来から」は「従来」または「以前から」に直しています。

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