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近代化遺産、素材生かし再生 田尻歴史館、修理工事見学会 /大阪

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屋根が解体された洋館を囲む足場から保存修理工事現場を見学する人たち=大阪府田尻町で2、大西達也撮影
屋根が解体された洋館を囲む足場から保存修理工事現場を見学する人たち=大阪府田尻町で2、大西達也撮影

 大正時代に建てられ、国の近代化産業遺産に選定されている田尻町吉見の「田尻歴史館」で、耐震補強や文化財保存を目的にした修理工事が進んでいる。10月3、4日の2日間、工事現場が公開され、普段は見られない建物の構造などを見てもらおうと、見学会が開かれた。

 歴史館の建物はレンガ造りの洋館(2階建て)と和館(同)が棟続きになった設計。町出身で、大阪合同紡績の社長を務めた谷口房蔵が1923年、工場に隣接した別邸として建てた。町が文化振興の拠点として93年に購入し、一般公開している。建物の老朽化のため、昨年6月に修理工事に着手。完了は2022年6月末を予定している。

 敷地内には土蔵造りの納屋が3棟あり、茶室もある。洋館の階段踊り場、風呂場の窓、食器棚などにはステンドグラスが多用されているのが特徴。日本最古のステンドグラス工房の一つとして知られる玲光社を設立した木内真太郎が製作したとされる。

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