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特権を問う

地位協定60年 横田合意後に三沢空域拡大 米軍と「貸し借り」 羽田新ルートで 政府関係者

 米軍三沢基地(青森県三沢市)所属の空軍部隊が使う臨時訓練空域(アルトラブ)が2019年6月から拡大していたことが判明した。この約5カ月前には、羽田空港(東京)の新ルート実現のため、米軍管理の横田空域を通過する民間機の管制を日本側が担う協議が日米間でまとまっていた。毎日新聞の取材に対し、政府関係者は横田と三沢の案件には交換条件のような直接的な関係はなかったとしつつも「互いの事情に配慮した貸し借りのようなもの」と証言している。

 関係者によると、拡大されたのは米軍が優先使用できる三沢基地の臨時訓練空域。拡大後は「MAGNUM(マグナム)」と呼ばれている。日米地位協定の運用を議論する日米合同委員会の合意に基づき運用され、米軍の使用時は民間機が通過できなくなる。

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