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特権を問う

地位協定60年 米国人、日本「保護領」の意識 日本総合研究所会長・寺島実郎さん

 首都圏などの空の一部が米軍管理下に置かれ、自由に使えない問題が続いている。この状況をどうみるか。日米問題に詳しい日本総合研究所会長の寺島実郎さん(73)に聞いた。

 自国の空に他国の空域があることは、国際社会の常識ではあり得ない。空域を自由に使えないことのリスクも大きい。民間機が迂回(うかい)や市街地での低空飛行を強いられる。経済的なコストが生じ、事故の可能性すら高まる。

 米軍が空域を管理するのは日本に基地があるからだが、日本を守るためにあると思うのは幸せな誤解だ。基地は米国の戦略の中に位置づけられたものだ。

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