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届かぬ中古車、実は「水没」 業者不明、履歴突き止め

男性が情報をたどり、水没で手放されていたことが分かった黒いミニバン(手前)=関係者提供(画像の一部を加工しています)

 中古車の購入代金を払ったのに納車されず、お金も返ってこない――。そんなトラブルに見舞われるケースが全国で相次いでいる。国民生活センターによると、中古車売買を巡る相談はここ数年、7000件台で推移する。岐阜市の中古車販売業者から車を購入しようとした男性の話から、トラブルの実態を探った。

 2020年2月、大手中古車サイトを見ていた名古屋市の男性会社員(36)は、1台の黒いミニバンに目を留めた。製造は19年式、走行距離は3000キロと短い。幼い子どもがいるため、スペースにゆとりのある車を探しているところだった。問い合わせると、業者から「内装外装ともにコンディション大変良好な車」とメールが届いた。実車を見た上で271万円で買う契約を結び、2月中に全額支払った。

 当初は3月下旬に納車のはずだったが、業者は「新型コロナウイルスの影響で整備工場の人が足りない」と釈明し、4月上旬に延期された。さらに、延期日の当日になると、業者は電話で「エンジン異常の警告灯がついた」。結局この日も納車されなかった。車庫証明の期限が過ぎ、諦めた男性は弁護士を通じて解約を通告。返金を求めたが、業者とは一切連絡が取れなくなったという。

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