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丸みと深いコクが特徴の酢「淡海昔(おうみせき)玄米」。高島市勝野の「淡海酢(たんかいす)」が地元の無農薬米と比良山系の湧き水にこだわって造っている。3代目、福井順一さん(71)は「時間をかけてじっくり仕上げている。玄米由来の独特の香りと共に味わってほしい」と語る。【山中宏之】
福井さんの朝は1杯のドリンクから始まる。淡海昔玄米を大さじ2杯、無塩トマトジュースと水で割る。「健康の秘訣(ひけつ)です」と笑顔を見せる。
淡海酢のルーツは、江戸時代から高島で酒や酢、しょうゆなどの醸造業と問屋を営んでいた芳野屋一族。その一人、弥蔵が明治末期に分家して酢を専門に製造するようになった。1955年には「淡海酢有限会社」が設立された。
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