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支局長からの手紙

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有終の美に期待 /広島

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中国地区予選の表彰式で、第1代表に贈られる青獅子旗を掲げる青木拓巳主将。右は代表盾を手にする佐々木駿選手=東広島市の東広島アクアスタジアムで、山口敬人撮影
中国地区予選の表彰式で、第1代表に贈られる青獅子旗を掲げる青木拓巳主将。右は代表盾を手にする佐々木駿選手=東広島市の東広島アクアスタジアムで、山口敬人撮影

 有終の美を飾る舞台です。創部75年目になる社会人野球の名門・三菱重工広島(広島市)が、11月22日に東京ドームで開幕する第91回都市対抗野球大会(日本野球連盟、毎日新聞社主催)に中国地区第1代表として出場します。周知の通り、三菱重工系列4チームの再編により、今季限りで「広島」は姿を消します。今回の出場は3年ぶり17回目。広島のアマ球界を代表するチームだけに寂しい思いは拭えませんが、元広島東洋カープ選手の町田公二郎監督が掲げる「全国で一番上」を目指す戦いに大いに期待しましょう。

 アマチュア野球の最高峰とされる都市対抗野球は長い歴史を誇りますが、広島のチームが優勝したのは1回だけ。1979年の第50回大会で、三菱重工広島は初出場で優勝という快挙を成し遂げたのです。「わきかえる広島の街」「不況の湿り、吹っ飛ぶ」――。広島支局に保存されている当時の新聞には、歓喜と興奮を伝える大きな見出しが踊っています。当時は造船不況のさなかで、従業員だけでなく広島の街も偉業に沸いたのでした。

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