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日米地位協定

在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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地位協定60年 米軍機墜落の恐怖 岩国基地近く、広島の山間部 低空飛行、戦闘訓練か

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「どうにかならないか……」。山の奥側から米軍機が向かってきた様子を説明する岩本晃臣さん=広島県北広島町の岩本農園で2020年8月14日午後4時9分、黒川晋史撮影
「どうにかならないか……」。山の奥側から米軍機が向かってきた様子を説明する岩本晃臣さん=広島県北広島町の岩本農園で2020年8月14日午後4時9分、黒川晋史撮影

 広島県北広島町で地上を攻撃目標に見立てたかのような米軍機の異常な低空飛行がたびたび目撃され、町民から「戦闘訓練をしているのでは」と不安の声があがっている。上空に米軍が訓練に使う空域があり、2018年3月には隣県の米軍岩国基地(山口県岩国市)に空母艦載機の移転が完了した。人口約2万人の静かな山間部にある町は騒音と墜落の恐怖にさいなまれている。

 北広島町の上空には広島、島根両県にまたがる自衛隊の空域があり、米軍が「エリア567」と呼んで訓練に使う運用が続く。広島県は全国的にも米軍機の低空飛行が際立ち、16年度に1227件だった目撃情報は米軍厚木基地(神奈川県大和市など)から空母艦載機が岩国に移転した後の18年度に約1・5倍の1843件となった。このうち多くを占めるのが北広島町で16年度は909件、18年度は1325件に上った。

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【日米地位協定】

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