<影山貴彦のテレビ燦々(さんさん)>
空想には宇宙的広がりがある、というと少々大げさか。しばしの時間、現実から離れ思いを巡らせることで、心の安らぎを得ている人は意外といるのではないだろうか。実は私もその一人なのだが、その中身が非現実的であればあるほど、楽しみが増す気がする。
「あのコの夢を見たんです。」(テレビ大阪系)が面白い。南海キャンディーズの山里亮太が、実際の人気女優やアイドルたちからイメージを膨らませて書いた短編小説集が原作のドラマだ。山里の着眼点の鋭さには尊敬の念さえ抱く。それにしてもここ数年、テレビ東京制作のドラマは、絶妙なすき間をついて私たちを楽しませてくれる企画力が見事だ。「…
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