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私の記念碑

囲碁棋士 石田芳夫/2 武宮の活躍が刺激に

囲碁棋士の石田芳夫九段=内藤絵美撮影

 1957年、大竹英雄新初段との「試験碁」に“合格”し、小学3年で木谷実九段が神奈川県平塚市で開いていた「木谷道場」の門をくぐった。夏休みを利用した1カ月半の体験生活を経て、秋に正式に入門。「それまで外に出たことがなくて、緊張よりも遠足気分でした」

 17歳の戸沢昭宣九段を筆頭に、大竹名誉碁聖、石榑郁郎九段、金島忠九段、春山勇九段、上村邦夫九段ら10人以上の内弟子が寝起きしていた。早朝に起き、プロの碁を一局並べてからラジオ体操。庭掃除と朝食を済ませて学校に通い、帰宅すると午後4時から1時間半は、道場近くの公園でソフトボールに興じた。碁の勉強をするのは夕食後の3時間だけだった。

 体を動かす時間が多かったのには訳がある。師匠の木谷は、タイトル戦に何度も登場した実力者だったが、40代の54年からたびたび脳出血で倒れ、思うような活躍をできなかった。そこで内弟子たちには体力作りを勧めていたのだ。「クラスの誰よりも運動していて、中学の時、遠投はトップクラスでしたよ」

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