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映画界の女性たち/下 格差解消 米で先行、日本も兆し

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シリーズ第2作「ワンダーウーマン1984」の一場面。スーパーヒーローが女性たちの共感を集めた。12月公開予定
シリーズ第2作「ワンダーウーマン1984」の一場面。スーパーヒーローが女性たちの共感を集めた。12月公開予定

 男女の格差解消は、映画界の大きな潮流となった。描かれる女性像も多様化している。顕著なのは、ハリウッドの、DCやマーベルのアメコミを原作とする女性スーパーヒーロー映画の隆盛だろう。

 2017年、ワーナー・ブラザースが手がけたDCの「ワンダーウーマン」は、前年公開の「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」で脇役として登場した女性ヒーローが主役。女性監督のパティ・ジェンキンスを抜てき、主演も知名度の低いガル・ガドットを起用したこの作品、世界興行収入が800億円を超える大ヒットとなる。続いて19年にはディズニーがマーベルの「キャプテン・マーベル」を公開。女性監督のアンナ・ボーデンが共同監督し、こちらも大当たり。20年には再びワーナーとDCが、中国系女性のキャシー・ヤン監督で「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」を公開。これも大成功。ヒーロー映画は男性向けという業界の常識を覆し、女性客も獲得した。いずれも続編が決まり、揺るぎない潮流となった。

 これまでにも女性ヒーロー映画はあったが、ほとんどは男目線。映画ジャーナリストの立田敦子は「最近の作品はキャラクターも物語も女性が共感できる。ハリウッドはビジネス面をシビアに見る。多様性に対してセンシティブということもあるが、新たな市場を発見したということだろう。男性観客にこびる必要がないから、肌の露出にも節度がある」と分析する。

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