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東京・浅草 少数派・ラカイン民族が協力し開店 絆も握る極上のすし 日本で長年修業、肌の色超え地域で愛され

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 日本有数の観光地として知られる東京・浅草。雷門からほど近い商店街の一角にあるビルの前には、すしのメニューが写真入りで書かれた看板が立っていた。のれんをくぐると、カウンターではかっぽう着姿の職人が仕込みにいそしんでいる。

 なじみのあるすし屋の風景だが、一つだけ違うのは、店を切り盛りしているのがミャンマーやバングラデシュの出身者たちということだ。彼らが「寿司令和」を開店したのは、2019年6月。新元号の初日に店の賃貸契約を結んだことから、その名前を付けた。

 「ツブ貝のいいのが入っていますよ」。笑顔で話しかける板前のマウン・ラシュイ(52)は、すしを握って25年になる。

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