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くじ運、発掘力… 過去10年のドラフトで力を発揮した球団は?

佐々木朗希投手との交渉権を獲得し拳をあげるロッテの井口資仁監督=東京都港区で2019年10月17日、玉城達郎撮影

 プロを夢見る若者たちの運命の日が間近に迫ってきた。プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が10月26日、東京都内で開かれる。各球団にとっては将来のチームを担う逸材をどれだけ獲得できるかが問われる舞台。直近10年の「成果」を振り返ると、球団ごとのチーム作りの方針やくじ運の強さ、下位指名で「金の卵」を巧みに掘り出す戦略などが見えてくる。

育成重視のソフトバンク、即戦力求めるオリックス

 昨年までの10年間で指名された選手は、12球団で計1027人(育成や入団拒否を含む)に上る。巨人が最も指名数が多く113人。独立球団から18人の入団も最多だが、いずれも育成契約とシビアな面をのぞかせる。ソフトバンクは唯一、育成指名数(57人)が本指名数(52人)を上回る。特に高校生の指名数が64人と突出して多く、3軍制を導入し、競い合わせるチーム方針がよく分かる。

 大卒はどの球団も平均的に獲得しているが、オリックスは社会人の指名数(33人)が頭一つ多い。1996年を最後にリーグ優勝から最も遠ざかっているだけに、即戦力に目が向くのは必然だろうか。日本ハムは育成指名が最少の4人。その分、本指名の75人はオリックスと並んで最も多い。実戦経験を積ませることを重んじる球団方針のため、育成で選手を多く獲得しても十分な試合出場数を確保できなくなると考えての戦略だろう。

強運続くロッテと中日

 1位指名が競合した際の抽選で近年、「好成績」を残しているのがロッテと中…

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