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選手村マンション オリンピック延期で無人でも夜に照明 電気代どこから?

廊下など共用部分の明かりがともる選手村の建物=東京都中央区で2020年9月28日午後8時8分、宮間俊樹撮影

 東京オリンピック・パラリンピックの選手村(東京都中央区晴海)に夜、明かりがこうこうとともっているという。大会は来夏に延期され、無人のはずの施設になぜ照明がついているのか。その費用は誰が負担しているのか。現場を訪ねた。【松本晃】

 9月末の午後7時過ぎ、青く光るレインボーブリッジを見渡す選手村のマンション群が、1000を超える光を放っていた。街灯だけでなく、21ある宿泊棟は一部を除き、各階とも階段や廊下の照明が点灯している。手前にある柵と「関係者以外立ち入り禁止」の看板以外は、住人のいるマンションと見た目は変わりない。

 三方を海に囲まれ、開けた立地だ。海風は心地よく、選手村の中央を通って外周につながる道路は、近隣のタワーマンションに住む人々のランニングコースになっていた。近くの勤務先から徒歩で帰宅途中の千葉県松戸市の女性派遣社員(51)は「防犯のためかなと思ったんですけど、一部じゃなく全体がついていて。誰かいるのかなと思っていました」と話す。

 インターネット上でも一時話題になった。「電気代がもったいない」「私の職場では人がいない時は、部分的に消灯して節電してます」など電気代を気にする声が上がる。点灯の理由は「防犯」とする見立てが多いものの、「防犯だと思うけど、これはこれでモヤモヤする」という…

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松本晃

毎日新聞東京本社運動部。1981年、神奈川県生まれ。住宅メーカーの営業を経て、2009年入社。宇都宮支局、政治部を経て16年10月から現職。柔道、空手などを担当。文学部心理学科だった大学の卒論は「電車の座席位置と降りる早さの相関関係」。通勤に一時間半の今に生きているような、いないような。

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