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SUNDAY LIBRARY

川本 三郎・評『次の夜明けに』徐嘉澤/著

戒厳令下の動乱を生き抜き 過酷な時代に耐えた家族の物語

◆『次の夜明けに』徐嘉澤/著 三須祐介/訳(書肆侃侃房/税別1900円)

 台湾の小説が近年、話題になってきたのは2015年に出版された呉明益(ごめいえき)(1971年生まれ)の『歩道橋の魔術師』(白水社)あたりからだろう。

 翻訳者の天野健太郎さんの功績は大きい。しかし、なんということだろう、天野さんは2018年に47歳の若さで癌(がん)のために死去された。

 本書は天野さんが次に準備していた本だという。三須祐介さんが後を引き継いだ。平明端正な、いい訳文で読みやすい。

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