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麺食い・列島味便り

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大鰐温泉もやしラーメン 青森 伝統の野菜、シャキっと新鮮

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食感がいいもやしを使った「元祖おおわに温泉もやしラーメン」=青森県大鰐町の「山崎食堂」で2020年10月7日、平家勇大撮影
食感がいいもやしを使った「元祖おおわに温泉もやしラーメン」=青森県大鰐町の「山崎食堂」で2020年10月7日、平家勇大撮影

 青森県大鰐町には、江戸時代に津軽藩御用達の湯治場だった大鰐温泉がある。この街の名物で、温泉熱と温泉水を使って栽培する伝統の冬野菜「大鰐温泉もやし」をこんもりと盛り付けたご当地ラーメンが「大鰐温泉もやしラーメン」だ。

 もやしは土耕栽培で育てられ、温泉熱で地温を高め、温泉水だけをかけて作る。食感の良さが特徴で、約30~40センチの大きさにまで成長する。350年以上前から栽培され、津軽藩3代藩主・津軽信義公が湯治に訪れた際に献上されたと伝えられている。そんな伝統もやしを使ったラーメンの元祖とされるのが同町のJR大鰐温泉駅前にある山崎食堂だ。

 赤のれんをくぐり、「元祖おおわに温泉もやしラーメン」(並)を注文した。スープはしょうゆ味。麺とともに細長いもやしを口に運ぶと、ほのかに土の香りがする。かんでみるとシャキシャキとしっかりとした歯触りがあり、独特のうまみも感じられた。

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