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濃厚な卵の風味とハチミツの優しい甘さが口いっぱいに広がるカステラ。津市長岡町の洋菓子店「デ・カルネロ・カステ」ではカステラが看板商品だ。県産の食材をふんだんに使い、三重県の魅力をPRしている。本店に立つ平山美佐子社長(53)は「三重は食材の宝庫。親しみやすいカステラを通じ、県内の良い食材に気づいてほしい」と話す。
平山さんは大阪府松原市生まれ。23歳で結婚したのを機に津市に移り住んだ。だが、自宅周辺には喫茶店など地元の人が集まる憩いの場がなく、寂しさを感じた。「ないなら自分で作ろう」と料理の専門知識はなかったが、母の料理を手本に家庭料理が楽しめるカフェ「サンチェ」を始めたのがきっかけ。34歳の時だった。
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