全日空、5000億円規模の赤字転落へ 過去最大 21年3月期予想

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羽田空港に並んだ全日空機=米田堅持撮影
羽田空港に並んだ全日空機=米田堅持撮影

 全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(HD)の2021年3月期の連結最終(当期)損益が、5000億円規模の赤字(前期は276億円の黒字)に転落する見通しになった。新型コロナウイルスの感染拡大で低迷が続く航空需要の回復には時間がかかるとみて、通期で過去最大の赤字を見込む。27日に公表する20年9月中間連結決算で示す。コスト削減策として、主に国際線で使う大型機の削減も検討する。

 ANAの4~8月の国際線の旅客数は前年同期比96%減、国内線は84%減と厳しい状況が続いた。国内線は政府の観光支援策「Go Toトラベル」の効果もあり、10月はコロナ感染拡大前の計画の5割超、11月は7割まで回復する見通しだ。ただ、国際線は欧州などでの感染再拡大を受け、8割の減便を続ける方針で、通期業績への打撃は避けられないとみている。

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