- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

三菱重工業が国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発費や人件費を大幅に削減し、事業を事実上凍結する方向で調整に入ったことが22日、明らかになった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で航空需要が激減し、航空各社も経営状況が悪化しており、当面は需要の回復が見込めないと判断した。30日に発表する中期経営計画で詳細を説明する見通しだ。
スペースジェットを巡っては、三菱重工が5月、開発スケジュールの見直しと2020年度の開発費半減を表明。これを受け、開発を手掛ける傘下の三菱航空機(愛知県豊山町)は人員半減や北米の拠点縮小に踏み切っていた。
この記事は有料記事です。
残り377文字(全文654文字)