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コロナ禍を生きる

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香り高いスピリッツ 明るい未来願い 地ビール会社と日本酒蔵元共同開発 /長野

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クラフトスピリッツを共同開発した戸塚酒造とヤッホーブルーイングのメンバー=ヤッホーブルーイング提供
クラフトスピリッツを共同開発した戸塚酒造とヤッホーブルーイングのメンバー=ヤッホーブルーイング提供

ヤッホーブルーイング、戸塚酒造

 ピンチをチャンスに――。クラフトビール最大手「ヤッホーブルーイング」(本社・軽井沢町)が、1653(承応2)年創業の「戸塚酒造」(佐久市)とクラフトスピリッツを共同開発した。新型コロナウイルスの感染拡大で消費が落ち込み廃棄寸前となったビールを蒸留して、香り高くよみがえらせた。【坂根真理】

 ヤッホーはたるに詰めたビールを卸していた飲食店の休業が相次ぎ、約1万2000リットルが賞味期限切れ間近で廃棄寸前に。「愛情を込めて作ったビールを廃棄しないといけないのか。何とかおいしく飲める方法はないか」と模索する中で、トマト焼酎を手掛けるなど高い蒸留技術を持つ戸塚酒造に着目した。

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