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論点

新型コロナ 非正規雇用の不安

 新型コロナウイルスの感染拡大は、企業活動や雇用環境にも大きな打撃を与えた。企業は事業の休業、縮小を余儀なくされたほか、従業員も職場を解雇されたり、雇い止めされたりしたケースが後を絶たない。雇用のセーフティーネット(安全網)は今回、危機下でどこまで機能したのか。

依存しながら、差別黙認 今野晴貴・NPO法人POSSE代表

 新型コロナの感染拡大に伴い、女性や学生、外国人など幅広い層の非正規労働者から労働相談や生活相談を受けている。もともとぎりぎりの生活をしていた人がたくさんいたが、今回、休業補償を受けられずに、減収や解雇などで一気に生活が立ちゆかなくなっている。不安定な雇用を拡大してきたことのつけが表れている。

 非正規は賃金が低く、結婚など家族形成も難しい。少子化の背景にはこの問題があると長らく指摘されてきた。リーマン・ショック(2008年)の時も、製造業の派遣労働者が一斉に解雇され、寮から追い出されるなど住まいを失った。非正規の拡大は進み、現在は中高年の非正規労働者が多い。

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