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日米地位協定

在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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地位協定60年 水の安全守れぬ 沖縄県「汚染源、基地の泡消火剤」 立ち入り要請、米軍放置

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高濃度のPFOSやPFOAが検出されている「メンダカリヒーガー」と呼ばれる湧き水=沖縄県宜野湾市で2020年10月8日午後0時6分、遠藤孝康撮影
高濃度のPFOSやPFOAが検出されている「メンダカリヒーガー」と呼ばれる湧き水=沖縄県宜野湾市で2020年10月8日午後0時6分、遠藤孝康撮影

 「この湧き水は飲めません」。そんな立て看板が沖縄県宜野湾市内の湧き水6カ所に設置されている。住民の暮らしを支えてきた水源から近年、発がん性が指摘される有害物質、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)が検出されているためだ。汚染源として疑われているのは市の中心部にある米軍普天間飛行場だ。

 10月2日、宜野湾市の松川正則市長は防衛省沖縄防衛局を訪れ、田中利則局長と向き合った。普天間飛行場で4月、米兵が格納庫近くでバーベキューをしたために消火装置が作動し、PFOSやPFOAが含まれる泡消火剤が噴出。約14万3800リットルが基地の外に漏れ出した。PFOSやPFOAは事故以前からも市内の湧き水で検出されており、松川市長は事故の再発防止を求めるとともにこう付け加えた。「市民の不安を払拭(…

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