携帯値下げで負担減るのか 格安スマホに「尻込み」、乗り換え進まず

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新たな端末が次々と売り出されるKDDI(au)のショップ=東京都内で9月25日、本橋敦子撮影
新たな端末が次々と売り出されるKDDI(au)のショップ=東京都内で9月25日、本橋敦子撮影

 菅義偉内閣が進める携帯電話料金の引き下げをめぐる動きが活発になっている。ただ、携帯の料金体系は複雑だ。実際に家計の負担は和らぐのか? 背景を探ると、単純にそうとも言い切れない事情が浮かんでくる。【本橋敦子】

 大手では、ソフトバンクが20~30ギガバイトの大容量に5000円以下の料金プランを新たに設けることを検討している。NTTドコモとKDDI(au)も同様の値下げに踏み切る見通しだ。新型コロナウイルスの影響で、遠隔授業やテレワークが広がったことで大容量プランの需要は高まっている。3月に商用サービスが始まった第5世代通信規格「5G」を活用した動画やゲームなどのサービスが今後広がっていくことも追い風だ。

「安かろう悪かろう」

 ただ、民間調査会社のMM総研によると、スマートフォン利用者の月間平均データ容量は約7ギガバイトにとどまる。3ギガバイト以下で足りる利用者は6割に及んでおり、大容量プランが必要な利用者は「少数派」なのが実情だ。大…

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