<楽庫(らっこ)>
「コロナ自粛は人生を見つめ直す機会になった。そこで自分の弱さに気付いた」と振り返るのは神野美伽である。神野は、今年元日に首に違和感を覚え、頸椎(けいつい)の病気が判明。3月初めに2日間にわたる手術を行った。退院したらコロナ禍による自粛期間。「もう歌えないかも、というところまで落ち込んだ」と明かす。
だが、4月にアコーディオンの桑山哲也からYouTubeで歌うことを勧められた。自宅から「オーシャンゼリゼ」を自作詞で歌った。「歌は厳しい仕事だけど一番好きなこと。歌うことで自分が慰められた。気力がよみがえった」と大きな転機だったことを語る。その後、米国の歌仲間ジャニス・シーゲルらと同時配信ライブも行い、徐々に活力を上げていった。新曲「泣き上手」(松井五郎詞、都志見隆曲、キング)はそんな中作った、…
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