メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

晴レルデ

大阪メルロー/22 命名「大阪RN-1」

「『大阪ぶどう』地域活性化サミット」で、共同宣言を囲みながら、大阪のブドウやワインの発展を確認しあう参加団体の代表者ら=大阪府羽曳野市の大阪府立環境農林水産総合研究所で2018年5月、高尾具成撮影

 「仲村わいん工房」(大阪府羽曳野市飛鳥)の醸造家、仲村現二さん(62)の父光夫さん(2003年に80歳で他界)が独自に交雑育種を繰り返し、羽曳野市小ケ谷(こかたに)地区の畑に残したルーツのわからない未知なる黒ブドウは、大阪オリジナルの新たな醸造用ブドウとして、品種登録に向けた歩みを着実に進めていた。大阪ワイナリー協会を通じて大阪府立環境農林水産総合研究所(羽曳野市尺度)へと託された科学的な分析は、「未知なる」部分を残しつつも多くが解明され、山場を越えつつあった。

 同研究所内には2018年3月、ブドウとワインの専門研究拠点「ぶどう・ワインラボ」が新設された。ワイン専門の公設の研究施設は山梨にもあるが、西日本では初めてだった。温度管理を可能とした20リットルタンク8基を持つ醸造室のほか、発酵状態や成分を測定する分析室などを完備。得られた科学的データを基に、大阪の環境を踏まえた醸造の最適条件を探る取り組みや新技術・新商品の開発に向けての研究が本格化していた。

この記事は有料記事です。

残り1278文字(全文1711文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「かみさまのばか」 今井さんがつづった読書感想文の原文

  2. 「かみさまのばか」祖母を奪った阪神大震災 小2で被災した34歳男性が今祈ること

  3. 「午後8時には閉めない」反旗を翻した外食チェーンの本気

  4. 「30%を切ったら危険水域」 菅内閣の支持率大幅低下に政府・与党危機感

  5. 大学入学共通テスト、2日目始まる 理科と数学

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです