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井上ひさしに聞く

没後10年の吉里吉里忌/4止 遅筆堂文庫堂則 生き抜く「笑い」言葉に /山形

井上ひさしさんが少年時代に遊んだ天神森神社(天神森古墳)。右奥はフレンドリープラザ=山形県川西町で2020年7月23日16時42分、佐藤良一撮影

 川西町上小松の「川西町フレンドリープラザ」には、作家、井上ひさしさんの蔵書22万冊を所蔵する遅筆堂文庫や712席の劇場、野外劇場があり、地域交流の拠点になっている。

 同文庫の入り口には、ひさしさんの人柄を表す丸文字の直筆で「遅筆堂文庫堂則」が掲示されている。

 <我等はこの地球の中心より、人類の遺産であり先人の知恵の結晶でもある萬巻の書物を介して、宇宙の森羅萬象を観察し、人情の機微を察知し、あげて個人の自由の確立と共同体の充実という二兎を追わんとす>

 川西町交流館あいぱる(同町吉田)の2階にある同文庫分室には、週刊誌、業界誌、専門誌などの雑誌200種類以上が別置されている。希少な地域誌もあり、ひさしさんが生きた時代に全国で発行された言葉の集合体だ。亡くなった時に神奈川県鎌倉市の自宅にあった本も含めて計8万冊になるという。その整理作業が始まっている。阿部孝夫館長(65)は「蔵書を開くと井上さんが蛍光ペンで引いた線があり、追体験している感覚になる…

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