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街と彫刻

UBEビエンナーレの60年/10 WIG-A 「彫刻のなかのポエジー」 /山口

WIG-A

 <「嫌煙権」訴え団体設立 1978(昭和53)年―79(昭和54)年>

作品紹介

 宇部市役所の近くにある銀色の彫刻。彫刻の周囲には、背の低いクマザサが植えられていて、緑の色面が彫刻をグッと引き立てている。1979年の現代日本彫刻展のテーマは「彫刻のなかのポエジー」。委員長の土方定一は、展覧会図録の中で「彫刻自体の必然的な自由で緊密な構築(フォルム)をもちながら、そこから発散するアトモスフェア(雰囲気)は、ポエジーといっていいものである」と述べている。ここでのポエジーとは、作家が彫刻のかたちを追い求める中で表れるものであって、その根源は作家の創造のさらに内奥にある。

 陶芸家でもあった清水の作品は、その滑らかな曲線、空間と調和したフォルムが美しい。タイトルのWIGには、頭につける「かつら」という意味があり、すこしコミカルでありながら、宇部の街角で凛(りん)とした立ち姿を見せている。

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