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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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学術会議役割 年末までに検証報告 会長が了承

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会談する日本学術会議の梶田隆章会長(左)と井上信治科学技術担当相=東京都千代田区で2020年10月23日午前11時、宮間俊樹撮影
会談する日本学術会議の梶田隆章会長(左)と井上信治科学技術担当相=東京都千代田区で2020年10月23日午前11時、宮間俊樹撮影

 井上信治・科学技術担当相は23日、東京都内で日本学術会議の梶田隆章会長と会談。政府への提言機能など学術会議の役割が適切に果たされているか検証し、今年12月末までに報告するよう要請した。梶田氏はこれを了承した上で、菅義偉首相が任命しなかった新会員候補6人の任命を求める文書を手渡した。梶田氏は「今後の率直な対話のためにも任命問題の解決が重要だ」と訴えたが、井上氏は任命権者である首相が判断する問題だとして、自身は対応しない意向を示した。

 会談は内閣府の大臣室で行われ、学術会議側から梶田氏や副会長ら計4人が出席。冒頭のあいさつ以外は非公開だった。井上氏は「未来志向で検討していくスタートにしたい」とあいさつ。梶田氏は「学術会議は現在、任命を巡って苦慮している」とする一方、「(井上氏と)連携し、学術会議の活動をよりよいものにしていきたい」と述べた。

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【学術会議任命拒否】

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