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戦前から続く都構想議論 「大大阪」の発展目指し、制度改革案たびたび浮上

大阪市が立案した「都制案」を紹介する大阪毎日新聞の紙面=2020年10月19日、菱田諭士撮影

 「大阪都」構想を訴えたのは、地域政党「大阪維新の会」が初めてではない。戦前は世界有数の人口規模を誇った都市「大大阪」のさらなる発展を目指して提唱され、戦後は政治的な対立も相まってたびたび浮上した。新しく見えるが、古い歴史を持つ構想だ。

88年前、大阪市長が「府から独立」案訴え

 戦前の88年前に「大阪都」を主張したのは、1923年から35年まで大阪市長を務めた関一氏(孫は元大阪市長の関淳一氏)。御堂筋の整備や地下鉄の建設など都市の基盤整備に尽力した人物で、32年に大阪市が大阪府から独立して「大阪都」になる「大阪都制案」をまとめ、制度改革を訴えた。これは大阪市を廃止して特別区に再編する現在の「大阪都構想」よりも、政令市のさらなる権限強化を目指し横浜市が訴える「特別自治市」の構想に近い。

 「二重監督から脱すれば 大大阪はますます大に」。大阪毎…

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