ヒバクシャ・坪井直さん「核廃絶へ、大いなる一歩」 核兵器禁止条約発効へ

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坪井直さん=広島市中区で2018年4月5日午後2時21分、木葉健二撮影
坪井直さん=広島市中区で2018年4月5日午後2時21分、木葉健二撮影

 広島、長崎に原爆が投下されてから75年となる年に、国際社会は「核なき世界」の実現に向けて重要な一歩を踏み出した。核兵器禁止条約の批准国・地域が発効に必要な50に達したことを受け、発効を目指して活動してきた被爆者やNGO関係者らは喜びをかみしめ、悲願である核兵器廃絶に向けた思いを新たにした。条約に批准していない日本の政府には厳しい目が注がれている。

 「『ついに! 良かった』との大きな興奮を覚えている。長年の悲願である核兵器の禁止・廃絶を具体化する、大いなる一歩であることは間違いない」。広島県原爆被害者団体協議会(広島県被団協)理事長で、核兵器禁止条約の早期発効を求める「ヒバクシャ国際署名」呼びかけ人の坪井直さん(95)=広島市西区=は、発表した談話で今の気持ちをそう表現した。高齢と病気のため、取材に応じることはできなかった。

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