奇跡の石橋、その名は「梯」 朝倉高史学部が研究発表 福岡
毎日新聞
2020/10/25 09:24(最終更新 10/25 09:24)
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福岡県朝倉市の県立朝倉高校史学部は24日、同市のピーポート甘木で「奇跡の石橋~幻のリブアーチPART2~」と題して研究発表会を開いた。嘉麻市の石橋をテーマにした発表会は昨年12月に次いで2回目で、この石橋の名称など新たに分かったことが報告された。
部長の2年生、中原透也(とうや)さん(17)は昨年の発表会で嘉麻市桑野掛橋の遠賀川に架かる石橋が石材を縦方向に組む全国でも数少ないリブアーチ型であることなどを報告した。
今回は、その後の調査で「福岡県地理全誌」の記述などを基に新たに判明したことを報告。石橋は架けられて150年前後が経過し、名称は「梯(かけはし)」であることなど研究成果を披露した。最後に中原さんは「石工グループや使われた石材などの調査を進めて全貌を明らかにし、地域や行政の協力も得て保存・管理の在り方を模索していきたい」と今後の課題を挙げた。
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