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棋譜の余白

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棋譜の余白

終局時刻の遅い時代=山村英樹

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 最近の将棋界では、対局の長手数、終局時刻の遅さが関係者の間で話題になっている。52手の短手数で終わった竜王戦第1局(豊島将之竜王―羽生善治九段)もあるが、体感では決着まで手数、時間がかかる対局が多く感じる。

 A級順位戦では9月15日の豊島―菅井竜也八段が午前1時27分、204手。10月19日の佐藤天彦九段―稲葉陽八段が同1時5分、178手。王将戦リーグでは10月15日の豊島―広瀬章人八段が午後8時57分、200手で持将棋になり、指し直し局の終局は午前0時44分になった。豊島は叡王戦七番勝負でも7月に2局持将棋を経験しており、すっかり長手数派になってしまったようだ。ちなみに持将棋とは、双方が敵陣に入り(入玉)、玉を詰ますことができない状況になった上に、盤上と持ち駒を合わせた点数(飛、角は各5点、他は各1点)が双方24点以上あることが条件で、途中で…

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