秋季高校野球
秋季関東地区高校野球大会 石橋コールド負け 国学院栃木、あす2回戦 /栃木
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第73回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は25日、千葉県柏市の柏の葉公園野球場などで1回戦4試合が行われた。秋季県大会準優勝の石橋は東海大相模(神奈川1位)と対戦し、0―7の七回コールドで敗れた。
27日は同球場で、国学院栃木が昨秋の関東大会を制した健大高崎(群馬1位)との2回戦に臨む。【玉井滉大】
逸機と守備乱れ
<柏の葉公園野球場>
▽1回戦
東海大相模
1000330=7
0000000=0
石橋
(七回コールド)
東海大相模は一回、門馬の適時打で先制すると、五、六回は足を絡めた攻撃で追加点を挙げ、石橋を突き放した。先発石田は6回を10奪三振と好投。石橋は、主戦篠崎が粘投したが、序盤の逸機と守備の乱れが響いた。
強豪の重圧にも手応え
石橋は中盤まで互角以上の戦いを見せたが、東海大相模の「アグレッシブベースボール」の前に屈した。
先発の篠崎晃成(2年)は一回に先制を許すも、二回以降はシンカーやカーブなど緩い変化球をコーナーに集め、強力打線を相手に打たせて取る投球を存分に展開した。
しかし回を追うごとに選手たちが感じていたのは、重圧だった。「相模の選手は全員足が速く、一人一人がかけるプレッシャーがすごかった」(福田博之監督)。「常に『行くぞ、行くぞ』という構えを見せ、先の塁を狙う意識が全然違った」(小林到主将)
積極的な走塁に神経をすり減らす中、五回ついに守備がほころび3失点。六回には無死一塁から3者連続でセーフティーバントを決められるなど、足を絡めた攻撃で3点を奪われた。篠崎は「小技には気をつけていたが、自分のフィールディングの悪さが出た」と唇をかむ。
それでも中盤までは接戦を展開し、打線は全国屈指の好左腕・石田隼都(2年)から何度も走者を出し、粘りを見せた。福田監督は「篠崎は本当によく投げた。全国で1、2番のチームの強さを体感でき、自分たちの良いところも出せた」と選手をたたえた。
「行動の早さやバントなど見習う面がたくさんあった。途中までは通用したので、自信に変えたい」と小林主将。強豪との一戦を経て更なる成長を誓った。【玉井滉大】
<柏の葉公園野球場>
▽同
東海大甲府
102001031=8
000001000=1
細田学園
<ZOZOマリンスタジアム>
▽1回戦
鎌倉学園
001034120=11
013030000=7
昌平
▽同
専大松戸
010000034=8
000000000=0
鹿島学園