秋季高校野球

秋季関東地区高校野球大会 県勢2校、初戦敗退 昌平、細田学園 終盤に失点重ね /埼玉

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 第73回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催、毎日新聞社など後援)は25日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムなどで1回戦4試合が行われた。埼玉1位の昌平は鎌倉学園(神奈川2位)に7―11で競り負け、埼玉2位の細田学園は1―8で東海大甲府(山梨1位)に敗れた。初出場だった県勢2校は、いずれも初戦で姿を消した。【成澤隼人】

投手陣が乱調

 <ZOZOマリンスタジアム>

 ▽1回戦

鎌倉学園

  001034120=11

  013030000=7

昌平

 両チーム計26安打の乱打戦を鎌倉学園が制した。鎌倉学園は3点を追う六回、佐々木と阿部の連続適時打で逆転。終盤も加点して突き放した。昌平は前半、主導権を握ったが、投手陣が11四球と乱れ、リードを守れなかった。

福垣が適時打

 <柏の葉公園野球場>

 ▽1回戦

東海大甲府

  102001031=8

  000001000=1

細田学園

 東海大甲府は一回、猪ノ口の適時三塁打で先制。三回は久井の適時打と相手失策で、六回には猪ノ口の犠飛で追加点を奪った。細田学園は六回に福垣の適時打で1点を返したものの、守りのミスが失点につながった。

「力を付け再挑戦」

 ○…県大会で甲子園常連校の花咲徳栄など強豪を連破する快進撃を見せた細田学園だが、東海大甲府の左腕・若山のけん制球で3度の好機をつぶされた。左腕のOBを練習に招くなど事前の対策をとっていたが、8安打と打ちあぐねた。4番の吉野主将は「自分たちの目標はあくまで甲子園。もっともっと力を付けて再挑戦したい」と誓った。


 ■ズーム

8番打者、奮起の3打点 昌平・後藤壮太(2年)

 8番打者ながら2安打3打点の活躍。「強豪校から打てたのは自信になった」と話す一方、「どうしても勝ちたかった試合で弱さが出てしまった。総合点は0点に近いです」と表情を曇らせた。

 「8番は気に入っている」。県大会でも安打を量産し、初の県制覇に大きく貢献した。「打席が回ってくるまでに相手投手の癖を見極めるようにしている」。この日も相手先発投手が、カウントが不利な場面では直球を投じる傾向があることに気付いた。二回の先制打と五回の2点適時打は、いずれもフルカウントから直球に狙いを定め、しぶとくはじき返した。

 黒坂洋介監督は「本来は上位を打ってもいい、力のあるバッター。前に比べて簡単に三振をしなくなり、粘り強くなった」と信頼を置く。

 「自分の役割はしっかりチャンスを作って上位打線につなげること。もっとチームバッティングができる選手になりたい」と雪辱を誓った。【成澤隼人】

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