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長野県で活躍する「あの人」にインタビュー。活動のきっかけや苦労、展望を聞きました。

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男子ボディービル選手権40歳以上の部、全国優勝 征矢洋文さん(48)=南箕輪村 /長野

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「鬼ポジティブ」で病気乗り越え

 昨年9月のJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)日本マスターズ男子ボディービル選手権40歳以上の部で、悲願の全国優勝を果たした。スペインで開催された世界選手権にも出場し、4位の好成績を収めた。「ボディービルに魔法はない。継続は力なりです」と胸を張る。

 高校卒業と同時に父の理容室で理容師として働き始めた。苦しい家計を支えたい一心で、健康など顧みなかった。「ヘアサロンでの仕事後にスナックの皿洗い、代行の運転手。睡眠時間は1日3時間だった」。20歳を過ぎた頃、過労がたたって体調を崩した。現在70キロがベストだという体重も当時は49キロで「点滴するほどの虚弱体質」。現状を変えようと取り組んだトレーニングにのめり込んだ。

 「何でも突き詰めてやるのが好きなんです」と22歳で大会出場を始め、31歳で全日本の舞台に。毎年のように表彰台に上がったが、優勝とは縁がなかった。「『頂点の景色を見てみたい』と思うことで、続けられた」

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