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支局長評論

下関 新しい輝き /山口

 暖かい日差しが届き始めた春先。下関市豊北町のバラ農園には、いつもと違う光景が広がっていた。深紅や白、黄色など色鮮やかな花が咲いたまま放置され、一部は枯れている。新型コロナウイルスの感染拡大によって結婚式や卒業式の中止が相次ぎ、花は行き場を失った。誰の目にも触れることなく、朽ちていったバラは1万本に上る。

 バラ農園「司ガーデン」では、約4000平方メートルの敷地で40種類以上のバラを栽培している。出荷する花には、結婚式や記念日向けの特別なバラも多い。中司武敏さん(52)は「披露宴の時、最高の表情を見せるバラを選びます」と話す。外国産にはない、柔らかく繊細な花弁と芳醇(ほうじゅん)な香りが、花嫁と花婿の未来を飾ってきた。だがコロナで状況は一変する。出荷は昨年の7割減となり、買い手がつかない。未来が見…

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