核兵器禁止条約を50番目に批准したのは中米の小さな国・ホンジュラスだった。批准した24日は国連創設から75周年の節目。ロサレス外相はこの日の朝に「(ホンジュラスを含めた原加盟国による)国連憲章の署名から75年。平和と安全、発展を支えるという目的を達成するために、引き続き努力する」とツイートしていた。
条約を批准した国・地域は島国や小さな国が多い。ホンジュラスも、面積は約11万平方キロで日本の約3分の1。人口も約974万人で日本の約100分の8だ。麻薬犯罪組織の抗争などで治安も悪く、移民として豊かな米国を目指す人も多い。こうした小さな国は大国の「エゴ」に翻弄(ほんろう)されてきたが、賛成国の数を積み上げることで、核廃絶への決意を条約発効という形で示した。
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