メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

米国の選択

1824年 「本選で決着せず」~決戦の歴史④

1824年の米大統領選で当選したジョン・アダムズ氏=ホワイトハウスのウェブサイトより

 現在の2大政党制が定着する前の1824年の米大統領選は、総得票数と獲得選挙人数がいずれも最も多かった候補者が選出されなかった唯一のケースだ。本選では決着がつかず、下院の投票にもつれこんだ。

 候補者は、ジョン・アダムズ国務長官、アンドリュー・ジャクソン上院議員、ウィリアム・クロフォード財務長官、ヘンリー・クレイ下院議長の4人。ジャクソン氏が一般投票の総得票数で最も多く、獲得選挙人(当時は計261人)も99人で首位だった。しかし獲得選挙人が過半数まで届かず、憲法の規定に基づき、大統領の選出は25年に下院による投票に持ち込まれた。

 下院では州単位(各州1票、当時は24州)で投票が行われ、アダムズ氏が13票と過半数を獲得した。2位はジャクソン氏で7票、3位はクロフォード氏で4票だった。アダムズ氏は、下院投票の対象から外れたクレイ氏の支持を取り付けて勝負を決めたとされる。アダムズ氏の父は第2代大統領で、米国史上、親子が大統領に就いた初めての事例となった。

この記事は有料記事です。

残り338文字(全文767文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「菅語」を考える 緊急事態なのに「あいさつ」 響かない首相会見 青木理さんが考えたメディアの責任

  2. 共通テスト、マスクから鼻出して「失格」 監督者の注意に従わず

  3. お年玉付き年賀はがきの当選番号決まる 賞品引き換えは7月20日まで

  4. 横浜から鳥取までタクシー代23万円不払い 詐欺容疑で逮捕 鳥取県警

  5. コロナ社会を考える コロナ禍にこそ文化芸術は不可欠だ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです