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「承久の乱」鮮やかに 絵巻全6巻80年ぶりに再発見 江戸前期に制作か

承久の乱の経緯を描く現存唯一の絵巻である「承久記絵巻」。約80年ぶりに再発見された=京都市中京区の京都文化博物館で2020年10月26日、川平愛撮影

 鎌倉幕府が朝廷に圧勝し、明治維新まで600年超続く武家政治が確立する転換点となった「承久の乱」(1221年)を描いた「承久記絵巻」全6巻が約80年ぶりに再発見された。京都文化博物館(京都市中京区)が26日、発表した。軍記物語「承久記」を基にした絵巻で、1939(昭和14)年の記録を最後に所蔵者が分からなくなっていた。「平家物語」をはじめ中世の4大軍記物語で唯一、絵巻の詳細が確認されていなかったため、承久の乱の絵画表現が初めて分かる貴重な資料という。

 絵巻はいずれも幅約50センチ、長さは15メートル前後。収められた木箱には、絵は室町時代から戦国時代にかけて活躍した絵師の土佐光信、詞書(ことばがき)は能筆で知られた「月輪禅定太閤(つきのわぜんじょうたいこう)」こと関白・九条兼実(かねざね)(1149~1207年)によると記されていたが、料紙(和紙)に施された金泥の装飾や絵の色遣いなどから、江戸前期に制作されたとみられる。絵も詞書も複数の作者で手…

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