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熊本県南部に甚大な被害をもたらした7月の九州豪雨からの復興方針について有識者が議論する「くまもと復旧・復興有識者会議」(五百旗頭=いおきべ=真座長)は26日、氾濫した球磨川流域の治水対策として、川辺川ダム建設を「排除すべきではない」とする提言書を蒲島郁夫知事に提出した。知事は11月中にも治水方針を判断する方針。
会議は2016年の熊本地震後に熊本県が設置。豪雨被害を受け、蒲島知事が復興の基本的な考え方や方向性に関する提言を改めて求めた。提言書は、知事が08年に川辺川ダム建設の「白紙撤回」を表明して以降、ダムによらない治水対策を検討してきたが実現しないまま、今回の豪雨で被災した経緯を振り返り、「科学的知見を流域住民と共有して現在の民意がどこにあるかを見極めて判断すべきだ」と指摘。「ダムだけに頼らず、といっ…
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