メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

寄稿

追悼・筒美京平さん(作曲家) 都会的ポップス作り続け=北中正和(音楽評論家)

筒美京平さん=ソニー提供

 昭和史を代表する歌手として、美空ひばりの名前がよく引き合いに出されるが、作曲家について語られることはめったにない。流行歌は何といっても歌手によって記憶されているからだ。

 しかし、物語として作曲家や作詞家にスポットライトが当たることもある。今年連続テレビ小説にとりあげられた古関裕而や、先ごろ亡くなった筒美京平もその一人だ。

 巷(ちまた)で流行している曲を録音して売るのではなく、流行することを目的にした歌作りがわが国で本格的にはじまったのは、1世紀近く前のことだった。作曲家では、1920年代から30年代にかけて、中山晋平、古賀政男、服部良一らが基礎を作り、第二次世界大戦後、吉田正、浜口庫之助、船村徹ら多くの作曲家がそこに加わった。彼らの多くはジャズかクラシックの素養を持ち、レコード会社の専属だった。彼らが作った音楽は…

この記事は有料記事です。

残り1077文字(全文1439文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. #自助といわれても 気づいたら全財産103円 42歳女性が「見えない貧困」に落ちるまで

  2. ファクトチェック 「野党議員は自宅待機 自民党議員は無症状即入院」ツイートは不正確

  3. 「1日で49人の相手を…」 過酷な労働、波乱の人生赤裸々に 「からゆきさん」肉声テープ発見

  4. 刃物で襲いかかられ警察官が発砲・命中 横浜のマンション

  5. 「市にうそつきと思われショック」児童扶養手当、突然の打ち切り 元夫の意外な行動

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです