大阪市内からチン電(阪堺電車)で、大和川の鉄橋を渡ってすぐの「大和川停留場」。雨よけが申し訳程度に付いたホームから土手を5分ほど下った、飲食店などまるでなさそうな場所に、「71labo(なないちラボ)」はある。
この日は冷たい雨。さびた鉄骨のはりがむき出しになったハードな空間だが、40席の店内は8割がた埋まっていた。どの客もくつろいでいる。ロケーションと空間、そして「やっている人」の力がそうさせるのかもしれない。
絵本を見ている親子連れ、ご近所の年配夫婦、クリエーターの女性4人組、わざわざやって来た感じの若いカップルなど客層は見事にバラバラで、頼んだ料理ができあがるのをゆったりと待っている。この日のランチは、定番のチキンカレーと週替わりのチキン南蛮の2種類だ。
この記事は有料記事です。
残り1802文字(全文2137文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…