松江市出身のサックス奏者、宮本美香さん(40)が、新型コロナウイルスのため中止になった松江の秋の風物詩「松江水燈路(すいとうろ)」に役立てもらおうと、武家屋敷(同市北堀町)で30日、収益の一部を来年の水燈路事業に寄付する生ライブ配信を行う。宮本さんはソロ活動を2009年の水燈路で開始しており、「自分の原点に少しでも恩返しができれば」と話す。【前田葵】
宮本さんは中学時代に吹奏楽部でサックスを始めた。島根大を卒業後、小中学校で音楽の講師となったが「演奏活動をしたい」と退職。同市内で派遣社員として働きながら音楽教室の講師をしていた頃、市内の喫茶店でたまたま松江観光協会職員と相席になったのが縁で水燈路のステージイベント出演が実現。音楽一本に絞るきっかけになった。
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