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安藤裕康(あんどう・ひろやす)さん(75)
日本最大の国際映画祭の代表となって2年目。昨年は開催直前の就任だったから、今回が本格始動である。31日の開幕を前に、「日本は世界でもまれな映画大国。ふさわしい映画祭に」と意気込む。
外交官としての経歴は映画と無縁のようだが、実は筋金入りの映画ファン。現役時代も毎年100本は映画館に足を運んで鑑賞した。赴任先でも海外の要人と、黒沢明監督の作品など映画の話題で盛り上がり「ずいぶん助けられた」。日本映画の知名度を痛感したという。外務省退職後は国際交流基金理事長として、中国やフランスとの合作協定締結に向けて奔走。映画への…
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