米上院(定数100)は26日の本会議で、連邦最高裁判事に保守派のエイミー・コニー・バレット連邦控訴裁(高裁)判事(48)を充てる人事案を賛成52、反対48の賛成多数で可決した。バレット氏は同日夜、ホワイトハウスでの宣誓式に臨み、就任した。
53人の与党・共和党議員のうち、大統領選前の承認に反対していたコリンズ議員のみが反対票を投じた。47人の野党・民主党系は全員が反対した。ニューヨーク・タイムズ紙によると最高裁判事承認の採決で野党から一人も賛成に回らなかったのは151年ぶり。米政界の分断ぶりを改めて浮き彫りにした。
リベラル派のギンズバーグ最高裁判事の9月の死去に伴い、空席を補充するための人事で、定数9の最高裁は保守派が6人、リベラル派が3人となった。保守派の比重が増すことから、医療保険制度や人工妊娠中絶を巡る判断に影響が出ると指摘されている。
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