共和、民主両党の候補者によるマッチレースとなることが多い米大統領選だが、1992年はひと味違う選挙戦となった。共和党のジョージ・ブッシュ大統領(父)に民主党のアーカンソー州知事、ビル・クリントン氏が挑んだ選挙で、実業家のロス・ペロー氏が旋風を巻き起こした。
ペロー氏は、自身が設立したIT企業を自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に売却した利益などで推定35億ドル(当時のレートで約4200億円)の資産を築いた大富豪だった。92年2月にCNNテレビのトーク番組で「全米50州で候補者名簿に載ったら大統領選に出馬する」と宣言。既存政党への不信感などを背景に、6月の世論調査ではブッシ…
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