国際協調を否定 パリ協定、WHO「脱退表明」争点に~トランプの4年 外交⑥
毎日新聞
2020/10/29 18:00(最終更新 10/29 18:00)
有料記事
667文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

トランプ米大統領は2017年6月、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を表明した。協定が「米国にとって非常に不公平」と内向きの主張を繰り返し、国際協調に背を向ける姿勢を改めて鮮明にした。
トランプ氏は環境より雇用を優先する立場をとり、すでに16年大統領選で協定からの離脱を公約に掲げていた。離脱表明演説では、協定を「米国経済を弱らせ、労働者の手足を縛り、国家の主権を脅かす」と強く批判した。世界的に脱炭素化が進む中、米国が温暖化対策を巡る国際交渉の主導権を手放せば国益を損なうとの批判も出たが、トランプ氏は19年11月…
この記事は有料記事です。
残り401文字(全文667文字)
時系列で見る
-
インタビュー 米大統領選と世論調査 W・ジョセフ・キャンベル アメリカン大教授
831日前 -
INF全廃条約から離脱 再び軍拡競争に~トランプの4年 外交⑦
831日前 -
トランプ氏、バイデン氏が同日フロリダ遊説 最重要州、どちらも「落とせぬ」
831日前 -
2008年 「初の黒人大統領」オバマVSマケイン~決戦の歴史⑦
831日前 -
「ウクライナ疑惑」 トランプ、バイデン両氏の鬼門に~トランプの4年 内政⑦
832日前 -
期日前投票が記録的ペース コロナで郵便投票増え トランプ氏は不満
832日前 -
第151回「米国の選択 国民は再びトランプ氏を選ぶのか?」
832日前動画あり -
バイデン氏、最終盤で得票上積み狙い攻勢 30日に2月以来のアイオワ州入り
832日前 -
共和地盤のアリゾナ、移民増加で逆転も 人口動態で変わる勢力図
832日前図解あり動画あり -
国際協調を否定 パリ協定、WHO「脱退表明」争点に~トランプの4年 外交⑥
832日前動画あり -
1992年 「現職有利覆す」ブッシュVSクリントン~決戦の歴史⑥
832日前 -
一貫して否定したロシア疑惑 「捜査妨害」記した報告書も~トランプの4年 内政⑥
833日前 -
環境のバイデン氏vs減税のトランプ氏 世界経済にどんな影響?
833日前 -
戦争より暗殺 「成果」アピールし、駐留米軍の撤収進める~トランプの4年 外交⑤
833日前 -
「米が国際社会で失った信用は甚大」 オバマ前政権NSC欧州上級部長
833日前 -
1992年 「第三の候補」~決戦の歴史⑤
833日前 -
銃乱射にどう対応? 規制に消極的な姿勢変わらず~トランプの4年 内政⑤
834日前 -
選挙結果巡る「司法判断」の環境整備か 大統領選直前の最高裁判事就任
834日前 -
オバマの業績つぶし TPPやイラン核合意から離脱~トランプの4年 外交④
834日前