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国際 核禁条約、来年1月発効(その2止) 「核兵器の終わりの始まり」

核兵器禁止条約を50カ国・地域が批准したことを受け、原爆ドーム前で横断幕を掲げる被爆者団体関係者ら=広島市中区で10月25日、小出洋平撮影
核兵器禁止条約を批准した国が50カ国・地域に達し開かれた集会であいさつする「『ヒバクシャ国際署名』をすすめる長崎県民の会」の田中重光共同代表(手前)=長崎市の平和公園で10月25日、徳野仁子撮影
オンラインで記者会見する国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)国際運営委員の川崎哲さん=大阪市北区で10月25日、鈴木泰広撮影

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 核兵器禁止条約かくへいききんしじょうやくかくきん条約じょうやく)の批准国ひじゅんこく地域ちいき発効はっこう必要ひつような50にたっしたことをけ、発効はっこう目指めざして活動かつどうしてきた被爆者ひばくしゃ非政府組織ひせいふそしき(NGO)の関係者かんけいしゃらはよろこびをかみしめました。条約じょうやく批准ひじゅんしていない日本政府にっぽんせいふには、きびしいそそがれています。

人々ひとびとおもみの

 広島県ひろしまけんない被爆者ひばくしゃ団体だんたいびかけて25にちひらかれた集会しゅうかいには、やく200にん参加さんかしました。補修ほしゅう工事こうじちゅう原爆げんばくドームをに「しゅく 核兵器禁止条約かくへいききんしじょうやく発効はっこう確定かくてい! 唯一ゆいいつ戦争せんそう被爆ひばくこく日本にっぽん批准ひじゅんを!」とかれた横断幕おうだんまくかかげ、松井一実まついかずみ市長しちょうら5にんがリレー形式けいしきでメッセージをげました。

 松井まつい市長しちょうは「被爆者ひばくしゃつよおもいと、共感きょうかんした人々ひとびとおもいが結実けつじつした」と強調きょうちょうしました。原水爆げんすいばく禁止きんし運動うんどうをリードした被爆者ひばくしゃ森滝市郎もりたきいちろうさんの次女じじょで、市民団体しみんだんたい核兵器かくへいき廃絶はいぜつをめざすヒロシマのかい共同きょうどう代表だいひょう森滝もりたき春子はるこさん(81)は発効はっこうまったことをよろこ一方いっぽう、「アメリカの核抑止力かくよくしりょくもとづく日本にっぽん安全保障あんぜんほしょう条約違反じょうやくいはん。これをゆるしてはならない」とうったえました。

きていてよかった」

 長崎市ながさきし平和公園へいわこうえんでは、被爆者ひばくしゃ団体だんたい集会しゅうかいひらかれました。「『ヒバクシャ国際こくさい署名しょめい』をすすめる長崎県民ながさきけんみんかい」の共同きょうどう代表だいひょう一人ひとりで、「長崎ながさき原爆げんばく被災者ひさいしゃ協議会きょうぎかい」の会長かいちょう田中たなか重光しげみつさん(79)=長崎市ながさきし=はマイクをに「被爆者ひばくしゃである我々われわれが『きていてよかった』とこころからおもえるになった」とこみげるなみだをこらえ、笑顔えがおかべました。条約じょうやく参加さんかしない日本政府にっぽんせいふについて「政府せいふぶんはもう世界せかい通用つうようしない」と語気ごきつよめ、はや批准ひじゅんするようもとめました。

 集会しゅうかいけつけた長崎市ながさきし田上富久たうえとみひさ市長しちょうは「大国たいこく世界せかいをリードするなかちいさなくにあつまって条約じょうやく発効はっこうさせることになった。世界せかい歴史れきしのこ出来事できごとだ」とたたえ、政府せいふへのはたらきかけをつづける決意けついしめしました。

被爆者ひばくしゃこえつたえる

 「国際法こくさいほうによって核兵器かくへいき違法いほうになる。うれしいし、興奮こうふんしている」。国際こくさいNGO「核兵器廃絶国際かくへいきはいぜつこくさいキャンペーン」(アイCANキャン国際こくさい運営うんえい委員いいん川崎哲かわさきあきらさん(51)は25日朝にちあさにオンラインで記者きしゃ会見かいけんし、よろこびをあふれさせました。

 条約じょうやく発効はっこうから1ねん以内いないには、具体ぐたいてき手順てじゅんはな締約国ていやくこく会議かいぎはじまります。川崎かわさきさんは被爆者ひばくしゃ証言しょうげん世界せかい発信はっしんつづける予定よていで、「この会議かいぎ本当ほんとう意味いみ核兵器かくへいきわりのはじまりにするために、あらためて核兵器かくへいき人道じんどうせい人間にんげんなまこえつたえるみをしていきたい」とおもいをあらたにしていました。

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